40代でトラックドライバーに挑戦!様々な形態で働ける仕事内容

形態が様々!トラックドライバーの仕事内容 形態が様々!トラックドライバーの仕事内容


大型自動車免許が必要「大型トラックドライバー」

大型トラックドライバーは大型自動車免許(11t以上)を必要とし、依頼を受けた荷物を荷揚げ場所から荷降ろし場所まで配送する仕事です。長距離を走ることが多いためトラックの中で休息や睡眠をとることもあります。長時間運転することになるため経験や体力を必要としますが、基本的に一人で運転していることから、人間関係の煩わしさもなくストレスの少ない仕事だと感じる人もいます。
働き方は運送会社の正社員として働くか、運送会社の下請けとして委託として働くかの二択に分かれています。正社員は会社が所有しているトラックを使用し、給料も固定給だけでなく取引先の件数に応じた出来高報酬がプラスされるため毎月安定した額を手にすることができます。一方、委託の場合は歩合制がほとんどで、扱った件数に応じて契約している運送会社からガソリンなどの必要経費と一緒に報酬が払われる仕組みになっています。また、トラックも自分が所有しているものを持ち込むことが多いためメンテナンスも自分で負担する場合が多いようです。

中型自動車免許が必要「中型トラックドライバー」

中型トラックドライバーは大型トラックドライバーと仕事内容はほとんど同じですが、免許はひと回り小さい中型自動車免許(5t以上11t未満)、走る距離も日帰りで行ける範囲、と大きさと距離に違いがあります。そのため勤務時間も大型トラックドライバーよりは短くなっています。働き方も運送会社の正社員として働く、運送会社と専属契約を交わして自分のトラックで仕事をする、人材派遣会社に所属して派遣社員として働く、と選択の幅も広くなっています。

普通自動車免許があればできるトラックドライバー

大型・中型のトラックドライバーとは違い、普通自動車免許だけでトラックドライバーとして働くことができるのは「小型トラックドライバー」「軽貨物配送ドライバー」「宅配ドライバー」です。
その中でも小型トラックはニーズが高く、国内大手の運送会社は必ず参入しています。仕事内容は所属する運送会社によって異なりますが、「大型・中型トラックで配送されてきた荷物を各エリアに配る」「ルート配送」「宅配業務」などがあります。普通自動車免許があれば始めることができるとは言え、トラックを運転するにはある程度の慣れも必要ですし仕事内容やルートも覚えなくてはいけないため、最初のうちはドライバー補佐として働くことが多いようです。
女性や高齢者が働きやすいのが「軽貨物配送ドライバー」です。軽貨物、というだけあって荷物は小包や封筒など軽いものが中心です。営業先も決まっていることが多いため、勤務時間も9時から17時、18時頃までと家庭と両立しやすい時間帯がほとんどですが、決められた荷物のノルマがあり、それをこなせなければ時には残業になってしまうこともあります。
トラックドライバーの中でも地域に密着しているのが宅配ドライバーです。決まったエリアで毎日同じようなルートを担当することが多く、主にオフィスや個人宅に荷物を届けるため日中が勤務時間のメインとなります。運送会社に所属して正社員として働くのが一般的ですが、運送会社の下請けとして自営で働いている人も少なくありません。

二種類の免許が必要「トレーラードライバー」

トレーラーを運転するには大型免許とけん引免許の二種類の免許が必要です。トレーラーは運転席のあるトラクターと荷台のトレーラーが分離できる構造になっており、コンテナやタンクローリー、キャリア―、ダンプトレーラーなどがトレーラーに分類されます。大量の荷物を積んで長距離を走るため高速料金が安くなる深夜の時間帯に走ることが多く、安全運転に対する意識がより強く必要とされます。

トラックドライバーは無資格でもできる

トラックドライバーは仕事内容によって必要とされる資格は異なりますが、それが不利になるということはありません。現在、トラック業界も深刻な人材不足に悩んでいるため、無資格でも採用し、その後会社の経費で資格を取らせてから仕事をスタートする、という会社も少なくありません。

2018/04/06

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    タクシードライバーは異業種から転職する人も多く、40代でもスタートが遅いと感じることはありません。タクシードライバーは毎日様々なお客様を乗せて走りますが、基本的に一人で仕事を進めているため人間関係でストレスを感じることはほとんどありません。また、歩合制を取り入れているところも多いため頑張れば頑張った分だけ収入を増やすことができるのも大きな魅力です。