40代でタクシードライバーに挑戦!お客様ありきの仕事の流れ

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「法人タクシー」と「個人タクシー」の違い

タクシードライバーには「法人タクシードライバー」と「個人タクシードライバー」の二種類があります。
「法人タクシー」は、タクシー会社が所有しているタクシーに乗って、タクシー会社に所属して会社員として働きます。一般的な勤務時間は一日あたり15時間から20時間ほどで、出勤日と休日を交互に繰り返しながら働いています。20時間勤務、と言われるとかなり過酷な勤務体制のように感じてしまいますが、20時間ずっと運転し続けているわけではありません。適度に休息を挟みながら仕事をこなしています。
一方「個人タクシー」ですが、その名の通り、運転手個人が所有するタクシーで仕事を行うため勤務形態としては個人事業主となります。個人タクシードライバーは法人タクシードライバーに比べて時間的に自由なうえ、高い収入を得ることもできます。個人タクシードライバーになるためには一定期間の乗務経験や無事故無違反であることなどいくつかの条件が必要になるため、まずは法人タクシードライバーとして経験を積んでから独立することをおすすめします。

タクシードライバーは歩合制がほとんど

タクシードライバーの収入は歩合制となっているところがほとんどです。限られた時間にたくさんのお客様を乗せなければ収入をアップさせることができないため、まずはタクシーに乗りたいと考えているお客様を見つけなければなりません。「流し営業」で走りながらお客様を探すだけでなく、駅やホテルなどのタクシー乗り場でお客様が来るのを待ったり、会社から入る無線に従ってお客様を迎えに行ったりします。基本的に昼夜を問わずにお客様を見つけなければなりませんが、どちらかと言えば日中よりもバスや電車など公共機関の運行がない深夜から早朝にかけての方がお客様を見つけやすいため、早朝から深夜の時間帯がタクシードライバーの稼ぎ時となります。

求められるスキル

タクシードライバーになるには二種免許が必要です。お客様を目的地まで安全に運ぶことが仕事なので、運転スキルや各都市の地理なども最低限身につけておかなければいけない、必要不可欠なスキルです。特に安全面においては何よりも優先すべきことなので、視界が悪い深夜や雨の日などはいつも以上に注意深く運転しなければなりません。また、タクシードライバーはお客様と直接やり取りする仕事なのでサービス業でもあります。そのため、どれだけ運転スキルが高くともお客様に対する心遣いができないのであればタクシードライバーとしてはやっていけません。お客様に心地良く過ごしてもらうためにも、気遣いや接客スキルも欠かすことができないスキルです。

2018/04/01

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    タクシードライバーは異業種から転職する人も多く、40代でもスタートが遅いと感じることはありません。タクシードライバーは毎日様々なお客様を乗せて走りますが、基本的に一人で仕事を進めているため人間関係でストレスを感じることはほとんどありません。また、歩合制を取り入れているところも多いため頑張れば頑張った分だけ収入を増やすことができるのも大きな魅力です。